複線から単線・複線を分岐する部分の配線パターンです。複線から単線を分岐する場合は、内回りと外回り共通のヤードや支線を分岐するのに便利です。複線から複線を分岐する場合は、内回りと外回りが別々のヤードを作ることも、複線の支線の分岐にも使えます。
ダブル・スリップ・スイッチ(DSS)を使って複線間隔37mmから単線を分岐する方法です。DSSが発売された今はでは、複線間隔が37mmでも複線から単線を分岐することが可能で、またシンプルで扱いやすい配線です。
分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。図の赤線部分のギャップスイッチを切るのを忘れないようにしてください。
右側に相対式ホームかミニホームの駅や2面4線の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に相対式ホームかミニホームの駅を設置して複線から単線の支線が分岐する駅等も、大手私鉄の支線風で似合います。
DSSを使って複線間隔55.5mmから単線を分岐する方法です。下記の交差レールを使うプランに比べて使用するポイントの数が少なくてすみます。上記の複線間隔が37mmのパターンに対し、間にS72.5を入れて複線間隔を調整するだけです。同様にして複線間隔を広げていくことが可能です。
上記と同様分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。図の赤線部分のギャップスイッチを切るのを忘れないようにしてください。
右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から単線の支線が分岐する駅等も、大手私鉄の支線風で似合います。
DSSを使わず交差レールX72.5-15を使って複線間隔55.5mmから単線を分岐する方法です。
X72.5-15と半径541のポイントとの間は、レールとレールの継目に若干の隙間ができますが、気にせずそのまま使ってください。隙間をなくそうとあれこれずらしても無理です。また左側は、上の線路に対して下の線路は若干継目に隙間ができますが気にせず使ってください。エンドレスの反対側には端数調整でS72.5を2本ずつ入れて5mmずらすか、無視してなじませ繋ぎでそのまま繋いでください。厳密に6.2mm分調整する必要はありません。
右上のポイントを最新型の完全選択式(2008年6月以降発売予定)にする場合はそのままの配線で問題なく使うことができ、分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。この場合は他のポイントは従来の不完全選択式のものでよく、ポイントは3つともギャップスイッチは切らないで下さい。
完全選択ではない従来のポイントを使う場合は、図のピンクの線の部分のギャップスイッチを切ってください。右上のポイントのさらに先に補助フィーダーを設置して、そちらから単線部分に給電する必要があります。給電はセレクタースイッチボックスN等のトグルスイッチを使い、複線のどちらのコントローラーから給電するかを切り替える必要があります。
右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から単線の支線が分岐する駅等も、大手私鉄の支線風で似合います。
DSSを使わず交差レールX72.5-15を使って複線間隔55.5mmから単線を分岐する方法です。
上のその1に対して全体が大きくなりますが、分岐側のポイントの先の角度が15度となっていて、ヤードと本線の間が広くなりすぎずスペースを有効活用できます。
右上のポイントを最新型の完全選択式(2008年6月以降発売予定)にする場合はそのままの配線で問題なく使うことができ、分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。この場合は他のポイントは従来の不完全選択式のものでよく、ポイントは3つともギャップスイッチは切らないで下さい。
完全選択ではない従来のポイントを使う場合は、図のピンクの線の部分のギャップスイッチを切ってください。右上のポイントのさらに先に補助フィーダーを設置して、そちらから単線部分に給電する必要があります。給電はセレクタースイッチボックスN等のトグルスイッチを使い、複線のどちらのコントローラーから給電するかを切り替える必要があります。
右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から単線の支線が分岐する駅等も、大手私鉄の支線風で似合います。
交差レールX72.5-15とDSSを使って複線間隔55.5mmからヤードを分岐する方法です。
DSSも使うことにより、小さいスペースのままヤードと本線の間を狭くでき、スペースを有効活用できます。
X72.5-15と半径541のポイントとの間は、レールとレールの継目に若干の隙間ができますが、気にせずそのまま使ってください。隙間をなくそうとあれこれずらしても無理です。また左側は、上の線路に対して下の線路は若干継目に隙間ができますが気にせず使ってください。エンドレスの反対側には端数調整でS72.5を2本ずつ入れて5mmずらすか、無視してなじませ繋ぎでそのまま繋いでください。厳密に6.2mm分調整する必要はありません。
右上のDSSは完全選択式なのでそのままの配線で問題なく使うことができ、分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。他のポイントは従来の不完全選択式のものでよく、ポイントは3つともギャップスイッチは切らないで下さい。
右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から内回り・外回り共通のヤードを分岐するのも実感的です。
交差レールX72.5-15とDSSを使って複線間隔55.5mmからヤードを分岐する方法です。
右上のDSSは完全選択式なのでそのままの配線で問題なく使うことができ、分岐側は開通している側の複線(エンドレス)のコントローラーでそのまま運転できます。他のポイントは従来の不完全選択式のものでよく、ポイントは3つともギャップスイッチは切らないで下さい。
右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から内回り・外回り共通のヤードを分岐するのも実感的です。
交差レールX72.5-15を使って複線間隔55.5mmから複線を分岐する方法です。分岐側を内回り・外回り別々のヤードにすることも可能です。
図に表示している部分のレールは、隙間なく繋ぐことが可能です。ただし右上の先を繋ぐと下の側に若干の隙間が出ますが、問題なく使えます。エンドレスの反対側には端数調整でS72.5を2本ずつ入れて5mmずらすか、無視してなじませ繋ぎでそのまま繋いでください。
ヤードを作る場合は右側に島式ホームの駅や2面3線・3面4線等の駅を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に島式ホームの駅を設置して複線から複線が分岐する駅も、大手私鉄の支線風で似合います。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから複線を分岐する方法です。分岐側を内回り・外回り別々のヤードにすることも可能です。
図に表示している部分のレールは、隙間なく繋ぐことが可能です。ただし右上の先は複線間隔がちょうど37mmにはならないので、なじませ繋ぎをしてください。
ヤードを作る場合は右側に相対式ホームの駅や2面4線の駅等を配置して、右上の分岐側にヤードを設置するプランなどが便利です。他には左側に相対式ホームの駅を設置して複線から複線が分岐する駅も、大手私鉄の支線風で似合います。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔55.5mmから複線を分岐する方法です。
複線間隔が55.5mmになるようにS72.5をポイントとポイントの間に入れている以外は上の場合と同じです。同様のやり方で以下のパターンも複線間隔55.5mmからの分岐にすることが可能です。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから複線間隔約55.5mmの複線を分岐する方法です。
複線間隔は55.5mmちょうどにはならないので、分岐した先でなじませつなぎが必要です。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから複線間隔約55.5mmの複線を分岐する方法です。
複線間隔が上よりも55.5mmに近くなっています。エンドレス反対側でS72.5を使って調整するか、無視してなじませ繋ぎをしてください。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから単線や内回り・外回り共通のヤードを分岐する方法です。
図中のレールは特に隙間が空くことはありません。ヤードを分岐する場合は右上のレールをDSSにする方法もあります。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから単線や内回り・外回り共通のヤードを分岐する方法です。
右上のポイントの直線側では、レールの継目で全体で1mm程度隙間があきます。ヤードを分岐する場合は右上のレールをDSSにする方法もあります。
交差レールXL(R)140-15を使って複線間隔37mmから単線や内回り・外回り共通のヤードを分岐する方法です。
右上のポイントの分岐側では、レールの継目で全体で0.8mm程度隙間があきます。ヤードを分岐する場合は右上のレールをDSSにする方法もあります。
交差レールX72.5-30とカーブポイントを使って複線間隔55.5mmから2つの単線に分岐する方法です。
図の左上の片開き分岐を3方ポイントにして安全側線を分岐することもできます。
交差レールX72.5-30とカーブポイントを使って複線間隔55.5mmから2つの単線に分岐する方法です。
図の左上の片開き分岐を3方ポイントにして安全側線を分岐することもできます。