ポイントに斜めに繋がる部分の長さが短い時に、島式ホームを入れる場合の調整方法です。
左の図の上2つは通常の繋ぎ方で、下の3つが斜めの部分が短い場合です。下の3つの場合でも、間に島式ホームが入ります。
下3つの場合に島式ホームを入れたプラン図は、KATOのレイアウトプラン集にも掲載されています。これらは反対側が行き止まりの場合などで、両側にカーブしたホームエンドをきっちり入れる方法は掲載されていません。このページでは、カーブした島式ホームエンド2、3、4が入る調整方法を紹介します。斜めの部分のレールが一直線になるようにしています。他の線路の分岐方法などによっては、S64の本数を増減した方がいい場合もあると思います。
一番上はポイントのカーブ側がホームのカーブした側にくる通常の繋ぎ方です。ポイントの直線側をホームのカーブした側にする場合が下2つです。片側だけの場合と両側の場合です。
ポイントの直線側と曲線側を逆に繋ぐと、レールの長さ方向の調整でS64が3本必要です。
まずは、斜めの部分にS64を2本繋いで約128mmにした通常の繋ぎ方です。(ホームの直線側の方がちょっとだけ短くなっています。)
左側の斜めの部分に4番ポイントを繋いで、126mmにした場合です。右側は、通常通りS64を繋いだ場合と、4番ポイントにした場合の両方です。
斜めの部分を4番ポイントにすると、レールの長さ方向の調整でS64が1本必要です。(こちらも、ホームの直線側の方がちょっとだけ短くなっています。)
ポイントの水平側のすぐ隣にポイントを接続し、斜めの部分を補助線路のS60とS64にした場合です。斜めの部分は約124mmになり、水平部分は補助線路が1本減って2mm短くなります。
補助線路を斜めの側にすると、レールの長さ方向の調整でS64が2〜3本必要です。
補助線路を斜めの側にした4番ポイントを、水平方向に2つ並べて接続する場合です。斜めの部分は約124mmになり、水平部分は補助線路が2本減って4mm短くなります。
補助線路を斜めの側にした4番ポイントを2つ並べると、レールの長さ方向の調整でS64が4本程度必要です。