直線区間で複線の片方、または両方に短いカーブを入れて複線間隔を変える配線パターンです。
調整できる複線間隔はTOMIXの標準複線間隔37mmの整数倍・半整数倍だけでなく、KATOの標準複線間隔33mmの整数倍・半整数倍もあります。
間にTOMIXの島式ホームが入る複線間隔です。
車両全長より全長の短い曲線による反向曲線(S字カーブ)なので脱線の危険性が高く、特にKATOの振り子車はほぼ必ず脱線すると思ってください。他の方法の方がよいでしょう。
直線側はS72.5が2本になります。
上のパターンの、直線側に端数調整を入れないですむ方法です。
直線側が210mmの長さで複線間隔が変わります。C605-15は曲線半径が大きく脱線のリスクは小さいです。こちらの方がおすすめです。
こちらは、複々線区間でC605を使って2面4線の駅を作る場合のパターンです。
ポイント用カーブC541-15を使っても複線間隔を変更することが可能です。
2線の間にホームなしの待避線を1線設置する場合などの複線間隔です。
片側の線路を直線にする方法。
左右に同じだけ間隔を広げたい場合はこのような方法もあります。こちらの方が短い長さで間隔を広げることができます。
TOMIXの島式ホームを使って中線のある2面3線の駅を作る場合などの複線間隔です。
片側の線路を直線にする方法。
C605-10を使って大きい半径でゆったり間隔を広げる方法。
両方の線路を曲げる方法。こちらの方が短い長さで間隔を広げることができます。
上下線間にホームなしの2線が入る場合の他、中線の両側にTOMIXの島式ホームがある場合の複線間隔です。
半径280mmの曲線30°のS字カーブで複線間隔を111mmに広げる方法です。端数調整は不要ですが、ボディーマウントTNカプラーの車両では脱線多発します。
半径280mmの1つ外側と内側の半径のカーブを使って、カーブの側を複線にすることも可能です。同様にして3線まで増やすことも可能です。
ポイント用カーブC541-15を使ってカタログ記載の方法で複線間隔を111mmにする方法です。
斜めの部分にS72.5を2本使う代わりにS140を1本にした場合です。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。水平部分での端数調整にS72.5を2本使います。
両側に同じ幅広げて複線間隔を広げることも可能です。
C605-10を4本使っても複線間隔を111mmにすることができます。
上下線間に2線が入り、その間にTOMIXの島式ホームが入る場合の複線間隔です。
短い長さで複線間隔を129.5mmにすることができますが、S字カーブができます。
ポイント用カーブC541を使って通常通りの方法で複線間隔を129.5mmにする方法です。
斜めの部分にS72.5を2本使う代わりにS140を1本使った場合です。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。水平部分での端数調整にS72.5を2本使います。
両方の線路をカーブさせる場合です。短い距離で複線間隔を変更できます。
C605-10を使って複線間隔を129.5mmにすることも可能です。
上下線間にホームなしの3線が入る場合か、上下線間に待避線のある2面4線の駅を作る場合の複線間隔です。
半径280mmのカーブを使って複線間隔を148mmにする方法。
ポイント用カーブC541-15を使って通常通りの方法で複線間隔を148mmにする方法
斜めの部分でS72.5を2本使う代わりにS140を使った場合。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。
斜めの部分を基本となる直線S280に置き換えた場合です。端数調整でS72.5を4本使いますが、右側の反対も同じ方法で複線間隔を調整した場合は、S72.5を8本使わずに、S18.5かS158.5を1本使って調整することが可能です。
両側に同じだけ広げることも可能です。
C605-10を使う方法です。下よりも端数調整の精度がよくなります。
C605-10を使う方法で、端数調整で別の方法をとった場合です。
上下線間にホームなしの3.5線が入る場合か、上下線間に待避線のある2面5線の駅を作る場合の複線間隔です。
ポイント用カーブC541-15を使う方法は省略しています。
半径280mmのカーブと半径317mmのカーブを使う方法です。
C605-10を使う方法です。
C605-10とS158.5を使う方法です。
上下線間にホームなしの4線が入る場合など。
ポイント用カーブC541-15を使う方法は省略しています。
上下線間にホームなしの4.5線が入る場合か、上下線間に3面6線の駅を作る場合の複線間隔です。
上下線間にホームなしの5線が入る場合など。
KATOの標準複線間隔です。
KATOのローカルホーム(島式)を間に入れる場合の複線間隔です。
KATOの島式ホームを間に入れる場合や、上下線間にホームなしの1線が入る場合の複線間隔です。