TOMIX 複線間隔変更 直線区間で調整

直線区間で複線の片方、または両方に短いカーブを入れて複線間隔を変える配線パターンです。

調整できる複線間隔はTOMIXの標準複線間隔37mmの整数倍・半整数倍だけでなく、KATOの標準複線間隔33mmの整数倍・半整数倍もあります。

TOMIXの標準複線間隔37mmの整数倍・半整数倍の配線パターン

55.5mm = 37mm × 1.5

55.5mmその1 いまいち

間にTOMIXの島式ホームが入る複線間隔です。

車両全長より全長の短い曲線による反向曲線(S字カーブ)なので脱線の危険性が高く、特にKATOの振り子車はほぼ必ず脱線すると思ってください。他の方法の方がよいでしょう。

直線側はS72.5が2本になります。

55.5mmその2 いまいち

上のパターンの、直線側に端数調整を入れないですむ方法です。

55.5mmその3 おすすめ

直線側が210mmの長さで複線間隔が変わります。C605-15は曲線半径が大きく脱線のリスクは小さいです。こちらの方がおすすめです。

55.5mmその4

こちらは、複々線区間でC605を使って2面4線の駅を作る場合のパターンです。

55.5mmその5

ポイント用カーブC541-15を使っても複線間隔を変更することが可能です。

74mm = 37mm × 2

2線の間にホームなしの待避線を1線設置する場合などの複線間隔です。

74mmその1

片側の線路を直線にする方法。

74mmその2

左右に同じだけ間隔を広げたい場合はこのような方法もあります。こちらの方が短い長さで間隔を広げることができます。

92.5mm = 37mm × 2.5

TOMIXの島式ホームを使って中線のある2面3線の駅を作る場合などの複線間隔です。

92.5mmその1

片側の線路を直線にする方法。

92.5mmその2

C605-10を使って大きい半径でゆったり間隔を広げる方法。

92.5mmその3

両方の線路を曲げる方法。こちらの方が短い長さで間隔を広げることができます。

111mm = 37mm × 3

上下線間にホームなしの2線が入る場合の他、中線の両側にTOMIXの島式ホームがある場合の複線間隔です。

111mmその1 いまいち

半径280mmの曲線30°のS字カーブで複線間隔を111mmに広げる方法です。端数調整は不要ですが、ボディーマウントTNカプラーの車両では脱線多発します。

111mmその2 いまいち

半径280mmの1つ外側と内側の半径のカーブを使って、カーブの側を複線にすることも可能です。同様にして3線まで増やすことも可能です。

111mmその3

ポイント用カーブC541-15を使ってカタログ記載の方法で複線間隔を111mmにする方法です。

111mmその4

斜めの部分にS72.5を2本使う代わりにS140を1本にした場合です。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。水平部分での端数調整にS72.5を2本使います。

111mmその5

両側に同じ幅広げて複線間隔を広げることも可能です。

111mmその6

C605-10を4本使っても複線間隔を111mmにすることができます。

129.5mm = 37mm × 3.5

上下線間に2線が入り、その間にTOMIXの島式ホームが入る場合の複線間隔です。

129.5mmその1 いまいち

短い長さで複線間隔を129.5mmにすることができますが、S字カーブができます。

129.5mmその2

ポイント用カーブC541を使って通常通りの方法で複線間隔を129.5mmにする方法です。

129.5mmその3

斜めの部分にS72.5を2本使う代わりにS140を1本使った場合です。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。水平部分での端数調整にS72.5を2本使います。

129.5mmその4

両方の線路をカーブさせる場合です。短い距離で複線間隔を変更できます。

129.5mmその5 いまいち

C605-10を使って複線間隔を129.5mmにすることも可能です。

148mm = 37mm × 4

上下線間にホームなしの3線が入る場合か、上下線間に待避線のある2面4線の駅を作る場合の複線間隔です。

145mmその1

半径280mmのカーブを使って複線間隔を148mmにする方法。

145mmその2

ポイント用カーブC541-15を使って通常通りの方法で複線間隔を148mmにする方法

145mmその3

斜めの部分でS72.5を2本使う代わりにS140を使った場合。S140の代わりに片開きポイントを入れることが可能です。

145mmその4

斜めの部分を基本となる直線S280に置き換えた場合です。端数調整でS72.5を4本使いますが、右側の反対も同じ方法で複線間隔を調整した場合は、S72.5を8本使わずに、S18.5かS158.5を1本使って調整することが可能です。

145mmその5

両側に同じだけ広げることも可能です。

145mmその6 いまいち

C605-10を使う方法です。下よりも端数調整の精度がよくなります。

145mmその7 いまいち

C605-10を使う方法で、端数調整で別の方法をとった場合です。

166.5mm = 37mm × 4.5

上下線間にホームなしの3.5線が入る場合か、上下線間に待避線のある2面5線の駅を作る場合の複線間隔です。

ポイント用カーブC541-15を使う方法は省略しています。

166.5mmその1

半径280mmのカーブと半径317mmのカーブを使う方法です。

166.5mmその2 いまいち

C605-10を使う方法です。

166.5mmその3

C605-10とS158.5を使う方法です。

185mm = 37mm × 5

上下線間にホームなしの4線が入る場合など。

ポイント用カーブC541-15を使う方法は省略しています。

185mmその1 いまいち

185mmその2

203.5mm = 37mm × 5.5

上下線間にホームなしの4.5線が入る場合か、上下線間に3面6線の駅を作る場合の複線間隔です。

222mm = 37mm × 6

上下線間にホームなしの5線が入る場合など。

KATOの標準複線間隔33mmの整数倍・半整数倍の配線パターン

33mm = 33mm × 1 いまいち

KATOの標準複線間隔です。

49.5mm = 33mm × 1.5

KATOのローカルホーム(島式)を間に入れる場合の複線間隔です。

49.5mmその1 いまいち

49.5mmその2

49.5mmその3 いまいち

66mm = 33mm × 2

KATOの島式ホームを間に入れる場合や、上下線間にホームなしの1線が入る場合の複線間隔です。

66mmその1 いまいち

66mmその2 いまいち

66mmその3-1

66mmその3-2 いまいち

66mmその4 いまいち

66mmその5

66mmその6 いまいち

66mmその7 いまいち

66mmその8 いまいち

66mmその9 いまいち