ヤードの配線パターンです。分岐する数が多い場合に便利な2線分岐のパターンもあります。反対側にもポイントを繋ぐわけではないので、端数調整はせずに配線します。
図中にレールの名称を書くと見にくくなるため、図中には書いていませんので各レールの名称は下図を参照下さい。
6番ポイントを使った最も基本的なヤードの作り方です。4番ポイントと違って補助レールなどを気にせず繋ぐことができます。
6番ポイントを使うと複線間隔は48〜49.5mmになります。分岐する枝の数が多い場合は下記の2線分岐の方がよいでしょう。また線路間隔が広いので、間隔を狭くしたい場合は4番ポイントを使うといいでしょう。
4番ポイントを使った最も基本的なヤードの作り方です。分岐側のどちらか片方に必ず補助線路S60R又はS60Lを接続する必要があります。
4番ポイントを使うと複線間隔は約33mmになります。分岐する線路の数が少ない場合に適した方法で、数が多い場合は下記の2線分岐を使った方がスペースを有効活用できます。
分岐する線路の数が多い場合は、ポイントを分岐角(15°)の2倍の角度(30°)に傾けて接続する「2線分岐」にするとスペースを有効活用できます。
6番ポイントだけを使った2線分岐です。
複線間隔は45〜49.5mmになります。複線間隔が広めになるので、複線間隔を狭くしたい場合は4番ポイントを使うといいでしょう。
4番ポイントだけを使った2線分岐その1です。分岐数が多い場合にスペースを有効活用できます。複線間隔は30〜33mmです。
4番ポイントだけを使った2線分岐その2です。分岐数が多い場合にスペースを有効活用できます。
複線間隔は27.5〜33mmと狭くなります。新幹線など長い車両の場合は、隣の線路と衝突しないかチェックした方がよいでしょう。
付属線路が多く比較的高価な4番ポイントの数を減らし、比較的安価な6番ポイントも使うことで費用を抑えた2線分岐のその1です。根元の部分を4番ポイントで分岐するパターンです。
一番上の枝は、C481-15とS124を使っている部分を、C718-15を2本に変えることも可能です。
複線間隔は27〜33mmと狭くなります。新幹線など長い車両の場合は、隣の線路と衝突しないかチェックした方がよいでしょう。
4番ポイントと6番ポイントの両方を使った2線分岐その2です。根元の部分も6番ポイントで分岐するパターンです。
一番上の枝は、C481-15とS124を使っている部分を、C718-15を2本に変えることも可能です。
複線間隔は27.5〜33mmと狭くなります。新幹線など長い車両の場合は、隣の線路と衝突しないかチェックした方がよいでしょう。
4番ポイントと6番ポイントの両方を使った2線分岐その3です。根元と下側の枝の一部を6番ポイントで分岐するパターンです。
一番上の枝は、C481-15とS124を使っている部分を、C718-15を2本に変えることも可能です。
複線間隔は27.5〜49.5mmと狭い箇所があります。新幹線など長い車両の場合は、隣の線路と衝突しないかチェックした方がよいでしょう。