地下鉄の折り返し駅によくある折返し用の引上線です。片方の端が行き止まりになっています。
ポイントを本線に切り替えた状態。
ポイントを切り替えて、中央の線路から左下に発車できるようにした状態です。図は右下に片ギャップを入れた場合。
片ギャップがない場合です。行き止まりの中線で折返す駅を再現する場合は、下の線路に停車した車両も同時に動き出します。
今度は、左上から中央の線路に入る場合です。
誤った切り替え操作の例です。中央の両開きポイントが開通していない側は、必ず本線に切り替わっていなければなりません。手順としては、中央の両開きポイントを切り替える時は必ず、本線上のポイントを両方とも本線に切り替えてから、切り替えます。
左右両側にポイントがある2面3線駅の配線です。
下の線路の列車が中線で待避する時の切り替え方です。
切り替え方の手順では、中線のポイントは左右両方とも同じ側に切り替えることが加わります。本線上のポイントを全て本線側に切り替えてから、中線のポイントを切り替える点はY線の時と同じです。
右下のポイントを2個なくした配線です。駅の中に折返し用片渡りがあると考えることもできます。
待避ができるのは上の線路だけで、中線からは左下に折返すことができます。
片渡りを通って折返す場合の切り替え方です。中線の右端に片ギャップが必要なのがわかります。
右上の本線上のポイントの切り替え忘れに備えて、中線の右端を両ギャップにした例です。
片方向に折り返しができる2面3線から、中線を1本増やしました。
片渡りが左側だけにある場合です。ギャップの入れ方は他の方法もあります。
片渡りを左右両側に入れた場合です。
左右両方向に同時に折り返し運転ができます。ギャップの入れ方は、1つ下の図を見たほうがわかりやすいと思います。
上から2番目の線路から左下に折返していくと同時に、一番上の本線を列車が通過できる切り替え方です。関係ない線路の車両が動かないように、内側の待避線に両ギャップと、本線に片ギャップが入っています。
折返さずに内側の待避線でそれぞれ待避する切り替え方です。