TOMIX 4線式 内待避駅(2面4線等・待避線内側)

4線式内待避駅
線路が4線あって、待避線が内側にある線路配線のことです。
2面4線の他にも3面4線などがあります。

複線区間で外側が本線・内側が待避線の4線駅です。
今回は2面4線で両方の本線にS字カーブが入るタイプを紹介します。
(2面4線でも3面4線でも片方が直線のタイプなど、メーカーの発表する公式通りの繋ぎ方でよいものについては掲載しておりません。)
内側に片渡りがあるタイプと、折り返し用引上線(Y線)のあるタイプも載せています。

駅間の複線間隔指定なし

上下線間の複線間隔(way guage;図中ではWGと略)は駅入口と駅中央部でほとんど同じなので、複線間隔は自由に選ぶことができます。TOMIXの37mmにあわせてもKATOの33mmにあわせても、他の間隔でも大丈夫です。

55.5mm−WG−55.5mm

その1-1 55.5mm−WG−55.5mm

上下線それぞれがTOMIX島式ホームになるパターンです。内側の待避線に小半径のC280-15が入るので実感的ではないでしょう。

その1-2 55.5mm−WG−55.5mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その1-3 55.5mm−WG−55.5mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

内側に片渡り 駅間の複線間隔37mm

55.5mm−37mm−55.5mm

その1-1 55.5mm−37mm−55.5mm

馴染ませ繋ぎで無理やり片渡りを入れた配線です。均一に馴染ませるわけではないので固定レイアウト向きです。上下線それぞれがTOMIX島式ホームになります。

その1-2 55.5mm−37mm−55.5mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その1-3 55.5mm−37mm−55.5mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

66mm−37mm−66mm

その1-1 66mm−37mm−66mm

馴染ませ繋ぎで無理やり片渡りを入れた配線です。均一に馴染ませるわけではないので固定レイアウト向きです。上下線それぞれがKATO島式ホームになります。

その1-2 66mm−37mm−66mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その1-3 66mm−37mm−66mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

内側に引上線(Y線) 駅間の複線間隔:37mm

66mm−37mm−66mm

その1-1 66mm−37mm−66mm

上下線それぞれがKATOの島式ホームになり、内側の待避線から折り返し用の引上線(Y線)に入る配線です。小半径の両開きポイントを通るのは引上線に入るときだけで、待避線着発列車は半径の大きな片開きポイントを通ります。

その1-2 66mm−37mm−66mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その1-3 66mm−37mm−66mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その2-1 66mm−37mm−66mm

上下線それぞれがKATOの島式ホームになり、内側の待避線から折り返し用の引上線(Y線)に入る配線です。小半径の両開きポイントを待避線上にも使い、引上線の有効長が長くなります。

その2-2 66mm−37mm−66mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その2-3 66mm−37mm−66mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

内側に引上線(Y線) 駅間の複線間隔:33mm

55.5mm−37mm−55.5mm

その1-1 55.5mm−37mm−55.5mm

上下線それぞれがTOMIXの島式ホームになり、内側の待避線から折り返し用の引上線(Y線)に入る配線です。

その1-2 55.5mm−37mm−55.5mm

TOMIXレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。

その1-3 55.5mm−37mm−55.5mm

KATOレールを使ってKATOレールの長さに調整した場合です。