今回は4番ポイントと同じ半径のR481-15をカットして説明します。
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ポイントを裏返しに重ねて、カットする位置を決めます。印を付けたら、実際に切る線路に印を写します。
印は、アートナイフの先などで小さな切れ込みを入れるか、マスキングテープなどを貼るのがいいでしょう。
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写真の線の位置で、レザーソーでカットします。
ポイントと接続する継ぎ目の部分と、先ほど印を付けた位置を直線で結び、間のジョイナー部分をカットしてレザーソーのガイドにします。
道床の縁の部分も印を付けた位置から削って、レザーソーのガイドにします。
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切断後に干渉部分を削ったら完成です。
実際にポイントと繋いでみて干渉する部分を、アートナイフや金ヤスリなどで削れば出来上がりです。
ジョイナーは通常のジョイナーのままで大丈夫です。
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ポイントに接続して裏から見るとこのようになります。
内側の半分が欠けているジョイナーは、元々4番ポイントにくっついているジョイナーです。
4番ポイントの内側のジョイナーは、左右どちらのポイントでも半分が欠けているので、隣に繋ぐカットしたレールは、どちらも通常のジョイナーで大丈夫です。
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66mm間隔に分岐して島式ホームエンド4を入れた例です。そのまま分岐した時の線路間隔は63.5mm程度です。写真のホームの手前側の端の、左側の継ぎ目がちょっと斜めになっています。写真左側の線路の長さが短くて駅の向こう側の線路に届かないのは、S29を1本入れて調整します。
S29を入れた部分から駅の外側に向かって。
ホームとの隙間はこのくらいになります。
例えば、このような配線で2面4線駅を作ることができます。斜めの部分から外側に分岐することによって、同じ距離でもホームを長くすることができます。