Jw_cadにはレイヤーの機能があります。
レイヤーは透明のシートが何層も重なっている構造で、部分部分を別々のシートに作図できます。シートごとに編集の可否や表示の可否を設定できます。このシートのことを「レイヤー」と言います。
複線高架のエンドレスと、地上の単線エンドレスを、別々のレイヤーに作図した例です。
色付きの単線エンドレスは、編集することができます。グレーで表示されている複線高架は、表示のみで編集することができません。
例えば、単線エンドレスだけを移動させる時は、レイヤを分けていれば範囲選択が簡単にできます。他にも、別のレイヤーにフィーダーの位置やベースボードを作図することができます。
Jw_cadでは、レイヤーの数は256枚に固定されています。16枚×16組=256枚のレイヤーで、予め番号がふってあります。
0番目から15番目(16進数表記でF番目)までの16枚のレイヤーで1つのグループで、このレイヤーグループが0番目から15番目(F番目)までの16グループあります。
レイヤーの編集や表示の可否は、4種類あります。
レイヤーはツールバーに表示されます。現在いるレイヤーは右下のステータスバーに表示されます。
現在は0レイヤグループの0レイヤにいます。0-0レイヤと表現します。
他のレイヤを書込レイヤにする時は、数字を右クリックします。
書込レイヤ以外の数字を左クリックすると、非表示→表示のみ→編集可能→非表示 と、順繰りに切り替わります。