レールを重ねて作図し、補助線の作図ができたら、測定です。
下図は、繋がらなかった部分にレールを重ねて作図した場所です。
繋がらない部分の間隔を測定するため、「線」メニューで補助線を作図します。15度毎にチェックを入れると作図しやすくなります。補助線の「始点」となるレールの角の点は、カーブの外側か内側のどちらかに統一しておきます。この図ではカーブの外側に統一しています。
ツールバーの「測定」をクリックして「測定」メニューに移ります。
測定メニューに入ると、ステータスバーに何をすればいいかが出ます。
2点間距離測定の、「始点」を指定します。右クリックで読み取り(Read)で指定します。
まずは、右上の1本だけの直線レールの端から測定していきます。
左下のステータスバーを見ると、次の点の指示となっています。複数の点を順に指示していくと、直近の2点間距離と、総延長(道のり)の両方が表示されます。
右クリックで順に点を指定したところです。
ツールバーの赤丸で囲んでいるボタンで、メートル表示からミリメートル表示に切り替えておきます。
赤い実線が、長さを測っている部分です。最後の点とマウスカーソルの間は、赤の点線で表示されます。
黄緑で囲んでいる部分は、直近の2点間の距離です。ピンクで囲んでいる部分は、総延長(道のり)です。
今、総延長は167.770mmと表示されています。これはS99+S33×2本≒165mmとだいたい同じ長さです。
続いて、横方向の長さも測ります。
黄緑の部分が、直近2点間距離です。
直近2点間距離は、38.2451mmと表示されています。ちょうどTOMIXの複線間隔37mmに近く、S18.5×2本=37mmです。
うまく繋がる組合せが見つかりました。後は不要なレールを削除して、図形メニューで作図するだけです。
(隙間は少し開きますが、馴染ませ繋ぎで大丈夫かどうかは、測定や目分量で判断すれば大丈夫です。)
関係ないレールや補助線を「消去」メニューで削除すると、このようになります。あとは、必要な長さのレールを(重ねてでいいので)そのまま作図すれば大丈夫です。
今回は1本のカーブレールだけでしたが、調整のために作図しなおすレールが何本もある場合は、「移動」メニューを使うと便利です。
カーブレールを移動させる場合の補助線は、図の赤矢印で示す引き方が便利です。(今回の場合はこの補助線がなくても、カーブレールの右端の角を基準点にすれば大丈夫です。)
次は「移動」メニューで、このカーブレールを選択します。
カーブレールを選択したら、次は「基準点」を指定します。今回の基準点は、図のマウスカーソルが指している、補助線の交点です。この場所を右クリック(Read)で読み取ります。
移動先は、図の小さな赤い○で示された交点です。
後はカーブレールと両側の直線レールの間に、端数調整用の直線レールを作図すればできあがりです。
直線レールを作図し終わったところです。図を見ると少し隙間がありますが、馴染ませ繋ぎで大丈夫かどうか心配でしたら、「測定」メニューで隙間を測ることができます。
図では右上の隙間が2.77037mmと出ています。CAD上では繋がっていませんが、実際には馴染ませつなぎで大丈夫でしょう。周りの分岐・合流で馴染ませつなぎが難しい場合は、右上のS140をS70+S72.5≒142.5mmに変更して、隙間を約2.5mm減らして1mm以下にすることもできます。